【ランキング】世界の報道の自由度2015。5年連続フィンランドが1位。日本は2010年からランクダウン続く。

「国境なき記者団」が180ヵ国で自由な報道が認められているか調査した報告書「世界報道の自由度ランキング」を発表。

「国境なき記者団」（Reporters Without Borders）は、1985年に世界の報道の自由や言論の自由を守るため、パリで設立されたNGO。活動の中心は、世界各国の報道機関の活動と政府による規制の状況を監視し、他に世界で拘束された記者の解放や保護を求める運動や、戦場や紛争地帯で危険に晒された記者を守る活動など、幅広い活動が展開されている。

このランキングは2002年から世界180ヵ国と地域のメディア報道の状況をメディアの独立性、多様性、透明性、自主規制、インフラ、法規制などの側面から客観的な計算式により数値化された指標に基づきランキング化したもの。



フィンランドは5年連続でトップ。ノルウェーやデンマークなど北欧諸国が続く。

台湾が51位とアジアでは1位。韓国は60位、香港は70位、中国は176位だった。日本は2010年の11位と上位にあったが、2011年と2012年に22位、昨年は59位、今年は61位とランクダウンしている。理由として特定秘密保護法や福島第一原発事故についての情報の透明さ、NHK、記者クラブなどが問題になっている。

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